2012年08月30日

埼玉労災裁判報告会

神通研事務局です。

埼玉で行われていた労災裁判の報告会のお知らせです。


−−−−−−−−−−−−−−


労災裁判敗訴! 〜報告会に参加しよう〜


2011年12月に控訴棄却された東京高等裁判所の判決を不服として、最高裁判所に上告していた埼玉における労災裁判は、2012年5月29日付けで棄却されました。


最高裁判所において主張した内容は、過去の判例をもとに登録手話通訳者の労働者性を主張するとともに、「さいたま市社会福祉協議会での手話通訳が主たる有力原因でなければ、労働災害にあたらない」とする高等裁判所の「最有力条件説」に基づく判決を批判し、他原因と共働原因であれば業務起因性が肯定される」とする上告受理申立書を提出しました。しかしながら、結果的に認められず、裁判は終結となりました。

この上告棄却で埼玉における労災裁判は、大変残念ではありますが、敗訴が確定したことになります。

平成24年5月移転先(浦和合同庁舎) しかし、この裁判を通して多くの問題点が明らかになりました。そこで、裁判にいたる過程から判決内容までと、この間の取り組みを整理し、支援していただいた埼玉・全国の皆様に報告したいと思います。また、今後の手話通訳設置・派遣制度のあり方を検討する意味も含めた報告会としたいと思います。ぜひ多くの皆様にご参加いただきますようお願いいたします。

§§報 告 会 §§



 1 日時:2012年 9月 2日(日)受付13:30から 14時00分〜16時00分


2 会場:埼玉県浦和合同庁舎 講堂(5階) さいたま市浦和区北浦和5-6-5

   「JR北浦和駅」西口下車 徒歩10分

3 内容

(1)あいさつ
  ・「内山さん労災裁判を支援する会」会長 小出真一郎

  ・全日本ろうあ連盟(予定)

  ・全国手話通訳問題研究会(予定)

  ・日本手話通訳士協会(予定)


(2)報告

   ・弁護士 田門 浩 氏 
   ・新小岩わたなべクリニック ケースワーカー 斎藤 洋太郎 氏  


(3)内山恵美さん あいさつ


(4)報告 「内山さん労災裁判を支援する会」事務局

posted by 神通研 at 22:53| 事務局より